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いざWebマーケティング職に転職しようと思っても、何をどのように進めればいいのかわからないですよね。漠然とした不安を感じているなか、あなたは本記事にたどり着いたはずです。
未経験からWebマーケターになるには、正しい転職方法を知る必要があります。誤った方法で転職活動を進めてしまうと、時間を無駄にするだけではなく、挫折してしまうおそれもあるので注意してください。
本記事では未経験からWebマーケティング職に転職した僕の知見をもとに、Webマーケターになる方法を解説します。
3ステップで世界一わかりやすく解説するので、転職そのものが未経験の方でも安心してごらんください。
【経歴】
- 現役のWebマーケター(SEO/SNS/VSEO)
- 元営業マンからWebマーケティング転職に成功
- Withマーケの卒業生
未経験でもWebマーケターになれる
「未経験からWebマーケティング職に転職できるのかな?」と不安を抱えているあなたへ。結論、未経験でもWebマーケターになれます。
実際に約6.5割以上の人が、未経験からWebマーケターのキャリアを築いています。(「3ステップ」でWebマーケターによる独自調査)
「Webマーケターへの未経験転職」に関する調査概要
調査目的:Webマーケターへの未経験転職の実態把握
調査手法:クラウドワークにて実施。
調査対象:企業に勤める現役Webマーケター300人
調査時期:2023年4月24日〜4月27日
上記のデータからは実績や経験がなくとも、Webマーケターになれるということがわかります。そして僕も未経験から、Webマーケティング職に転職したうちの1人です。身をもって転職を成功させる方法を知っているので、安心してください。
ただし未経験からWebマーケティング職に転職するのは、難しいというのもまた事実です。本記事で紹介する正しい方法で、Webマーケターを目指してくださいね。
具体的な転職難易度について知りたい方は『【厳しいはホント】未経験からWebマーケティング転職をした私の体験談』の記事もあわせてご覧ください。
未経験からWebマーケターになるための3ステップ
未経験からWebマーケターになるための、具体的なステップを解説します。
Webマーケターになるために本やブログなどで、むやみに独学するのは正直遠回りです。最短で転職を成功させるなら、最低限の知識でポテンシャル採用を狙う方法をとりましょう。
未経験からWebマーケターになるまでの3ステップは、下記のとおりです。
一口にWebマーケティングの仕事と言っても、Web広告運用やSEOなど様々な職種があります。まずは仕事内容を知り、自分がなりたいWebマーケターへの理解を深めることが、転職成功への第一歩です。
なりたいWebマーケティングの職種を決めたら、次は転職エージェントに相談しましょう。Webマーケティング業界に強い特化型エージェントを利用することが転職成功のカギです。
転職活動は準備が8割です。転職エージェントのサポートを受けつつ、選考対策を万全にしましょう。未経験からWebマーケターになった僕のノウハウを惜しみなく公開していますので、ぜひ参考にしてください。
Webマーケターのキャリアプランは幅広く、業界の将来性も高いです。明るい未来をめがけて「3ステップ」でWebマーケターになりましょう。
上記ステップを1つずつ解説していきますね!
ステップ1|Webマーケティングの仕事を知る
Webマーケティングの仕事を、下記の3つに分けて解説します。
未経験からWebマーケターを目指すのに、専門的な知識は必要ありません。なぜなら「未経験可の求人=ポテンシャル採用」だからです。
これから解説する内容を知るだけで、問題なく転職活動を進められますよ。
Webマーケティングの仕事内容
Webマーケティングの仕事とは、Web上で売れる仕組みを作ることです。インターネットを活用して、商品・サービスの売上最大化を図ります。
具体的なWebマーケティングの仕事の全体像は、下記のとおりです。
- Webサイトの設計〜制作〜運用
Webディレクション - サイトへの集客
Web広告運用・SEO・SNS - 購入や問合せの推進
LPO・アクセス解析 - リピーターの獲得
SNS・メルマガ
※①〜④で得たデータをもとにPDCAを回し、CVRを最大化する
転職後「思っていた仕事とちがった……」と後悔しないためにも、仕事内容への理解を深めることは重要です。
事前にキャリアとのミスマッチを防ぎたい方は『Webマーケティングの仕事内容』の記事もあわせてご覧ください。
Webマーケティングの職種
未経験からWebマーケティング職へ転職を目指すなら、下記3つの職種のいずれかがおすすめです。
- Web広告運用担当者
決められた予算と目的に合わせて広告配信を行い、商品・サービスの売上を伸ばす仕事 - SEOマーケター
Googleをはじめとする検索エンジンにおいて、ある特定のWebサイトを上位表示させる仕事 - SNSマーケター
SNSの運用を通してマーケティング活動を行う仕事
上記の他にもWebコンサルタントやWebディレクターなどの職種もありますが、求められるスキルが専門的すぎるため、経験・実績0の未経験から転職するのは難しいです。
未経験からWebマーケターになるなら、上記3つの中から目指す職種を選ぶのが良いでしょう。
Webマーケティングで求められるスキル
未経験からWebマーケティング職への転職を成功させるには、Webマーケターとしてのポテンシャルを示す必要があります。
つまり書類選考や面接選考の際において、Webマーケティングで求められるスキルをアピールすることが重要です。
Webマーケティングで求められるスキルは、下記のとおりです。
- 向上心
- 論理的思考力
- データ分析力
- ニーズ把握力
- 情報収集力
- マルチタスク能力
- 企画制作/構成力
Webマーケティングで活かせるスキルをアピールできなければ、未経験の方が評価されることはないので気をつけましょう。
ステップ2|Webマーケティング業界に強い転職エージェントに相談する
転職エージェントは総合型ではなく、Webマーケティング業界に強い特化型エージェントを利用してください。
特化型エージェントを利用するメリットは、下記の3つです。
- 未経験可のWebマーケティング求人を多く保有している
- Webマーケティング企業と太いパイプを持っている
- Webマーケティング業界の知見が豊富で手厚いサポートを受けられる
転職エージェントは複数登録するのが鉄則です。実際に相談をしてみて、自分と相性の良いエージェントを見つけましょう。
中には連絡が遅かったり、サポートが適当なエージェントもいたりするので、並行利用で比較しながら転職活動を進めるのがおすすめです。
僕がお世話になったWebマーケティング業界に強いおすすめの転職エージェントを、下記に紹介しておきますね。
- Geekly(ギークリー)
スピード転職の実現が可能! - マスメディアン
Webマーケティング転職の定番! - ワークポート
未経験転職に強く求人数も豊富!
転職エージェントのサポートなくして、Webマーケターになることはできません。まずは3社ともすべて登録して、面談に進みましょう!
その他のおすすめの転職エージェント・サイトを知りたい方は『Webマーケティング業界に強いおすすめの転職エージェント・サイト』の記事もあわせてご覧ください。
ステップ3|Webマーケティング職に特化した選考対策をする
Webマーケティングは人気職種のため、転職競争率が高いです。
他の応募者に差をつけるには、Webマーケティング職に特化した選考対策が欠かせません。
これから解説するポイントをもとに、魅力的な職務経歴書を作り、入念な面接質問対策をしましょう。
魅力的な職務経歴書を作る
魅力的な職務経歴書を作るポイントは、下記のとおりです。
- 職務要約
経験業界・職種、あなたの強み、現在について記載する - 職務経歴
誰もがわかる定量的成果で記載する(目的達成率○%、対前年+○%など) - 活かせる経験・知識・技術
「Webマーケティングに活かせるかどうか?」を基準に記載する - 資格
Webマーケティングの業務内容に直結する資格だけに絞って記載する - 自己PR
Webマーケティングで求められるスキルを経験と掛け合わせて記載する
職務経歴書はできる限り1ページ、多くても2ページ以内にまとめるのが鉄則です。情報を要約してまとめられないのは、ビジネススキルの低さだと見られかねませんので注意してください。
僕の職務経歴書の書類選考通過率は65%、未経験からのWebマーケティング職への転職に特化した内容に仕上がっています。実際の職務経歴を下記に添付しておきますので、ぜひ参考にしてください。
書類選考通過率65%のヒミツを知りたい方は『Webマーケティング未経験者のための職務経歴書の書き方』の記事もあわせてご覧ください。
入念な面接質問対策をする
面接の流れはほぼ決まっているので、事前に質問の予想・対策ができます。入念な面接質問対策をすれば「次はどんなことを聞かれるのだろう……」と身構える必要はありません。
一般的な面接の流れは、下記のとおりです。
- 自己紹介
- 志望理由
- 退職理由
- 仕事の実績やスキルの確認
- 逆質問
注意点としては一時面接と二次面接(最終面接)では、質問内容や評価ポイントが異なる点です。そのため考え得る質問への対策は、入念にしておくべきでしょう。
面接官が求める答えを提示できなければ、内定を獲得することはできませんよ。
面接に自信がない方は『Webマーケティング面接対策ガイド!【質問回答例15個を大公開】』の記事もあわせてご覧ください。
以上、未経験からWebマーケターになるための3ステップでした。ステップどおりに転職活動を進めて、未経験からWebマーケティング職への転職を成功させましょう!
Webマーケティング職への転職時における企業選びのポイント
同じWebマーケティングの職種でも、務める企業先によって仕事内容や働き方は違います。
理想とする企業でWebマーケターとして働くために、下記3つの点をあらかじめ把握しておきましょう。
転職エージェントに求人紹介を依頼するときにも役立つ情報なので、ぜひ参考にしてください。
事業会社と支援会社の違い
事業会社と支援会社の違いは、下記のとおりです。
- 支援会社:他社の事業のマーケティング支援する
- 事業会社:自社の事業のマーケティングを行う
支援会社で働くメリットは、様々な業種・業界の課題に対してマーケティング支援を行うので、知識や経験が得られやすい点です。またWeb広告運用やSEO、SNSなどで担当が分かれるケースが多いため「まずは1つのスキルを磨きたい」と考える方に向いていると言えるでしょう。
一方で事業会社で働くメリットは、マーケティング全体に携われる点です。支援会社とは異なり意思決定や、実行フェーズまで踏み込めるため「幅広くマーケティング業務を行いたい」と考える方に向いていると言えます。
「支援会社=スキルを培う」「事業会社=スキルを活かす」と考えるとイメージが湧きやすいですよ。
僕はSEOスキルを磨きたかったので、支援会社に転職しました!
大手企業と中小企業の違い
大手企業と中小企業の1番の違いは、教育制度の充実度合いです。
大手企業は教育制度が整っているため、未経験からでも着実にスキルを習得できます。一方で中小企業は教育制度が整っていない場合が多いため、自走力が必要です。
「整った環境でゆっくり成長したい」と考える人は大手企業。「厳しい環境を利用して圧倒的に成長したい」と考える人は中小企業に転職するのが良いでしょう。
ちなみに僕は、社員10名以下のベンチャー企業に転職しました。経験のない業務を振られたり、いきなりクライアント担当を任せられたりなど大変なことも多いですが、日々成長を感じながら働けていますよ。
ホワイト企業とブラック企業の違い
Webマーケティング職に限った話ではありませんが、ホワイト企業とブラック企業とでは働き方に大きな違いがあります。
妥協してブラックなWebマーケティング企業に転職しても、残業続きの毎日が待っているだけです。
ホワイトなWebマーケティング企業に転職するためにも、企業HPや求人票を見る際は、下記7つのポイントに着眼点を置きましょう。
- Webマーケティングを軸に事業展開しているか
- 営業マンが多いか
- 自社サービスを持っているか
- 常に求人が記載されていないか
- 副業が禁止されていないか
- 研修制度が整っているか
- SNSの発信がポジティブであるか
ホワイトかブラックかを見極める際は『転職会議』を活用するのがおすすめです。現社員・元社員による企業への評判・口コミが見れるので、ホワイトなWebマーケティング企業を見つけるのにうってつけです。
確実にホワイト企業に転職したい方は『【転職者必見】ホワイトなWebマーケティング企業の見極めポイント7選』の記事もあわせてご覧ください。
Webマーケティング職への未経験転職で挫折しそうになったら
もしもWebマーケティング職への未経験転職で挫折しそうになったら、Webマーケティングスクールの受講を検討してみてください。スクールを受講することで、転職成功確率をグンと高められます。
Webマーケティングスクールを受講するメリットは、下記のとおりです。
- カリキュラムを通して実践的にスキルを習得できる
- 独自の手厚い転職サポートを受けられる
- 挫折しにくい環境に身を置ける
確実に未経験からWebマーケターになりたいなら、Webマーケティングスクールの力を借りるのが1番の方法です。とはいえ費用は高額(約10〜50万円程度)のため、金銭的に受講が難しい方も多いでしょう。
そのため本記事で解説をしたポテンシャル採用を狙う方法で転職活動を進めて、もしも挫折しそうだったらスクールの受講を検討するのがおすすめです。自らのポテンシャルを真っ先につぶしてスクールを受講するのは、得策とは言えませんからね。
僕がおすすめするWebマーケティングスクールを、下記にて紹介しておきます。無料相談や無料体験も行なっているので、興味のある方はぜひ参加してみてください。
Webマーケティングスクールの受講を検討している方は『未経験者におすすめのWebマーケティングスクール』の記事もあわせてご覧ください。
未経験からWebマーケティング職への転職に関するよくある質問と回答
未経験からWebマーケティング職への未経験転職に関するよくある質問に対して、回答します。
迷いや不安のない状態で、未経験からWebマーケティング職への転職を成功させてくださいね。
20代未経験でも転職できる?
Webマーケティング職に転職するなら20代がチャンスです。ポテンシャル採用の傾向が強い業界のため、未経験だからといって、自信をなくす必要はありません。
転職活動では存分に、Webマーケターとしての適正やポテンシャルをアピールするのが良いでしょう。
20代未経験からWebマーケターを目指す方は『20代はチャンス?未経験からWebマーケティング職に転職する方法』もあわせてごらんください。
30代未経験でも転職できる?
30代未経験でもWebマーケティング職に転職できます。しかし20代と比べると、転職難易度はやや高いです。
30代前半(30〜34歳)はポテンシャルと経験を示し、30代後半(35歳〜39歳)はWebマーケティングスクールを受講するのがおすすめです。
30代未経験からWebマーケターを目指す方は『30代でも間に合う?未経験からWebマーケティング職に転職する方法』もあわせてごらんください。
40代未経験でも転職できる?
40代未経験でもWebマーケティング職に転職できます。ただしWebマーケティングスクールの受講は必須です。
まずはスクールでスキルを習得したり、実務経験を積んだりして、転職活動でアピールできる武器をつくりましょう。
40代未経験からWebマーケターを目指す方は『40代はもう手遅れ?未経験からWebマーケティング職に転職する方法』もあわせてごらんください。
独学でも転職できる?
独学でもWebマーケティング職に転職できます。独学した経験は転職活動でプラスに働き、熱意のアピールにもつながります。
独学で転職を成功させる方法は「仕事を理解する→Webマーケティング業界に強い転職エージェントに相談する→Webマーケティング職に特化した選考対策をする」の3ステップです。(本記事で解説済み)
また本・資格・ブログなどで独学をして、転職成功率を高める方法もあります。
転職成功率を高める独学方法について知りたい方は『独学でWebマーケティング職に転職する方法』の記事もあわせてご覧ください。
ブログはWebマーケティング職への転職に有利?
ブログはWebマーケティング職への転職に有利です。すでにブログを運営している人は、職務経歴書にポートフォリオとしてブログを掲載したり、面接時に経験を語ったりするのがおすすめです。
ただし転職のために、今からブログを始めるのはあまりおすすめできません。なぜならブログで稼ぐには、SEOやWebライティング、アクセス解析など様々なスキルを習得する必要があるからです。
おそらく未経験からブログを始めた場合、成果を出せるようになるまでに1年はかかるでしょう。僕もブログを運営していますが、初めて収益が出るまでに約1年半かかりました。
たまに「Webマーケターになるためにブログを始めよう」と教えている人もいますが、かなり難しい方法なので注意してください。
ブログ運営の経験を転職活動に活かしたい方は『ブログはWebマーケティング転職に有利?【雑魚ブロガーOK】』の記事もあわせてご覧ください。
Webマーケターの未来は明るい
Webマーケターの未来が明るいと言える理由を2つ解説します。
転職活動を乗り越えた先には、Webマーケターとしての明るい未来が待っています。一足先にのぞいてみてくださいね。
キャリアプランが幅広い
Webマーケターのキャリアプランは幅広く、会社員だけではなく、副業やフリーランスといった選択肢もあります。
- キャリアアップ転職を目指す
- 本業×副業で安定的に稼ぐ
- フリーランスとして独立・起業する
Webマーケターは会社に依存しない働き方を実現したい方や、リストラや倒産した時のために個人で稼げるスキルを習得しておきたいと考える方に、おすすめの職種と言えるでしょう。
業界の将来性が高い
代表的なWebマーケティングのスキルを3つ挙げて、業界の将来性の高さについて解説します。
- Web広告運用
広告媒体比の推移は過去から現在まで右肩上がり。2023年は前年比112.5%の2兆7,908億円まで増加するという予測データあり。(出典:株式会社電通|インターネット広告媒体費総額の推移(予測)) - SEO
2028年に市場規模が1,221億米ドルに達し、予測期間中に9.6%のCAGR(年平均成長率)を記録するという予測データあり。(出典:Research and Markets|SEO市場規模レポート) - SNS
2027年に2023年比約1.7倍の1兆8,868億円に達するという予測データあり。(出典:サイバー・バズ/デジタルインファクト調べ)
上記のデータからは読み取りにくいかもしれませんが、ずばりWebマーケティング業界の将来性はめちゃくちゃ高いです。Webマーケティング業界なら、10年後も安心して生き抜ける人材になれますよ。
また2023年現在、AIによって仕事が奪われる職種も増えつつありますが、Webマーケターの仕事がなくなることはないので安心してください。
Webマーケティング業界の現状や未来について詳しく知りたい方は『仕事なくなる?Webマーケティング業界の将来性は高いが懸念点あり』の記事もあわせてご覧ください。
まとめ|「3ステップ」でWebマーケターになろう!
未経験でもWebマーケターになれます。まずは最低限の知識で、ポテンシャル採用を狙う方法をとりましょう。
もしも挫折しそうな時は、Webマーケティングスクールの検討もお忘れなく。
Webマーケターの未来は明るいです。転職する価値は大いにありますよ。
ぜひ本記事を参考に「3ステップ」でWebマーケターになりましょう。
\「3ステップ」でWebマーケターになろう!/