計8社の面接を経て、僕はWebマーケティング転職を成功させました。
そんな僕の経験から伝えたいことは「面接は質問対策が命」ということです。
面接官の求める答えを提示できなければ、内定獲得はできません。
とはいえ「一体何を質問されるのだろう」「自分は雇ってもらえるのだろうか」という心配や焦りでたまらなく不安ですよね。
そこで本記事では、Webマーケティング面接対策(質問回答)や合格率を高める方法について解説します。
内定獲得まであと一歩です。
必ず未経験からWebマーケティング転職を成功させましょう!
【経歴】
- 現役のWebマーケター(SEO/SNS/VSEO)
- 元営業マンからWebマーケティング転職に成功
- Withマーケの卒業生
Webマーケティング面接に合格するための心得
Webマーケティング面接に合格するための心得は3つです。
面接は対策をしないと、どんなにハイスペックで魅力的な人でも簡単に不合格になります
あらかじめ面接は「どんな流れで進むのか?」「どんな対策を取るべきなのか?」などを知っておきましょう。
質問対策をする前に、必ず見てくださいね!
面接の流れを把握する
Webマーケティング面接は、一般的に下記の流れで進みます。
- 自己紹介
- 志望理由
- 退職理由
- 仕事の実績やスキルの確認
- 逆質問
面接の流れはほぼ決まっているので、事前に質問の予想・対策ができます。
万全に対策すれば「次はどんな質問がくるのだろう」と身構える必要はありません。
基本的な面接の流れを念頭に入れておき、心に余裕を作っておきましょう。
面接時の髪型や服装は何がいい?
企業側から面接時の服装に関する指定がない場合は、スーツで臨むのが基本です。
髪型や髪色は、清潔感があれば何でも構いません。
Webマーケティング業界は髪型や服装に関して自由な会社が多いですが、面接時は異なるので注意してください。
一次面接と二次面接(最終面接)の違いを知る
一時面接と二次面接(最終面接)とでは、質問内容や評価ポイントが異なります。
それぞれの傾向を知り、対策方法を見出しましょう。
Webマーケティング面接は、一般的に2回の会社が多いですよ。
一次面接の傾向
一時面接は入社後に自分の上司となる、現場の管理職社員が面接官である場合が多いです。
なお一次面接の質問内容や評価ポイントは、下記のとおりです。
- 過去の経歴や実績
- 持っているスキル
- 会社の社風とのフィット具合
- 同僚との関わり方など
一次面接は「目の前の相手と今後顔を合わせて、一緒に仕事をする仲間として付き合っていけるか?」という事前確認の場でもあります。
将来の上司に気に入られなければ、内定獲得は不可能ですよ。
二次面接(最終面接)の傾向
二次面接(最終面接)は事業部長クラスや役員クラスの幹部社員、場合によっては社長が面接官として出てきます。
なお二次面接(最終面接)の質問内容や評価ポイントは、下記のとおりです。
- キャリアビジョン
- 人柄
- 思考能力
- コミュニケーション能力など
よく勘違いされがちですが、二次面接(最終面接)は仕事に必要なスキルや経験値を見る場ではありません。
一次面接を通過している時点で、あなたの能力は認められています。
アピールするよりも、減点要素を作らないことが大切です。
一次面接と二次面接(最終面接)で回答がブレないように気をつけてくださいね。
質問の意図が汲み取れない時は聞き返す
面接官の質問内容がよくわからない時は、素直に聞き返しましょう。
適当に答えてしまうと、マイナス評価に繋がりかねません。
「もう1度お聞きしてよろしいでしょうか?」「〇〇という意味でしょうか?」など。
質問の意図を確認しながら、相手に寄り添う形で解答をする姿勢は、コミュニケーション能力の高さとして評価にも繋がります。
面接官もスムーズなコミュニケーションを求めているので、質問内容を聞き返すことがマイナス評価になることは決してありません。
予期せぬ質問に、頭が真っ白になることは絶対にあります。
面接は対話であるということを、忘れないでくださいね!
Webマーケティング面接対策|定番質問と回答例
Webマーケティング面接における定番質問を、回答例とともに解説します。
質問の意図を汲み取り、わかりやすく面接官に伝えることが大切ですよ。
自己紹介をしていただけますか?
Webマーケティング面接のはじまりに、99%聞かれる質問です。
面接というコミュニケーションのはじまりにすぎない質問なので、手短に回答しましょう。(目安は30秒程度)
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- できるだけ簡潔にまとめる
- 最初に感謝を伝える
- 手軽に経歴を述べる
自己紹介で余計なことを話すのはNGです。
話が長い人は第一印象を下げてしまい、早々に悪い評価になりかねません。
【僕の回答】
本日は貴重なお時間を頂きありがとうございます。〇〇と申します。株式会社〇〇にて、〇〇の個人営業・〇〇の法人営業に従事しております。営業で培ってきた数字を追う姿勢は、Webマーケティングの仕事とも共通する部分があり、御社に貢献できると考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
企業によっては「◯分程度で自己紹介をお願いします」と時間指定があります。
そのため柔軟に回答できるよう、備えておくのがおすすめですよ!
弊社を志望した理由はなんですか?
Webマーケティング面接における志望動機は、合否を左右する重要な質問です。
「相手は自分を雇いたいと思うのか?」という視点を意識して、回答を練りましょう。
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- 第一志望であることを伝える
- 興味を持った部分を伝える
- 自分の経験がどのように活かせるのかを語る
企業研究・業界研究をすると、より深い回答を作れます。
他の応募者との差別化を図るためにも、怠らずに行いましょう。
【僕の回答】
私が御社を志望する理由は、私のキャリアビジョンと御社の事業方針が一致しているからです。具体的に申しますと、御社の「メディア事業の拡大を背景としたWebマーケターの募集(SEO)」という点において、私の「SEOを軸としたキャリア形成をしたい」という想いが一致しており、強い興味を持っております。またメディア事業であれば、私が営業職で培ったニーズ把握力を活かし、ユーザーのインサイトを掴むSEOマーケターとして、貢献できるものと考えております。以上の理由から、御社でWebマーケターとしてのキャリアを歩んでいきたいと思い、第一志望として応募いたしました。
「経営理念に共感した」というありふれた志望理由では、内定は勝ち取れませんよ。
退職を考えた理由はなんですか?
Webマーケティング面接における退職理由は、志望理由と同じくらい重要です。
面接官に不信感を抱かれないよう、説得力を持たせましょう。
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- 本音を話す
- 会社の不満は語らない
- 納得感のある説明を入れる
退職理由はネガティブになりやすいので、注意が必要です。
「キャリアの方向性と合致しない」「適性と合わない」などポジティブな表現に変換しましょう。
【僕の回答】
私の退職理由は、本業としてWebマーケティングのお仕事に就きたいと考えたためです。現職では営業マンとしてお仕事させて頂いておりますが、結果を出すにつれ、目の前のお客様だけではなく「より多くの人にサービスを届けたい」と日々感じています。そして次第に「Web上でも売れる仕組みを作りたい」という挑戦したい気持ちが強くなりました。しかし現職の会社にはWebマーケティングの部署はなく、自分の望むキャリアを実現するには環境を変えるしかないため、退職を決断しました。
軽い転職だと思われないことが大切です。
同時に志望度・熱意を伝えられると、面接官に刺さりやすいですよ!
なぜ未経験からWebマーケティング業界に転職しようと思ったのですか?
未経験からWebマーケティング転職をする場合、避けては通れない質問です。
「なぜWebマーケティング業界なのか?」という明確な理由がないと、志望理由がぼやけてしまう恐れがあるので、必ず対策しましょう。
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- 現在所属している業界から離れたい理由を伝える
- 現在所属している業界との比較要素を含める
- 現在の業界での経験をどのようにWebマーケティング業界に活かせるのかを伝える
面接官からは「業界を変えても活躍できる人材だろうか?」と厳しい目で見られます。
現職(前職)の仕事と転職先の職種とのつながりを見出すことが大切です。
【僕の回答】
現在働いている人材業界は、年功序列制が強く、結果を出してもやりがいや成長を感じられませんでした。次第にWebマーケティング業界のような、成果主義で若くとも活躍できるところに身を置きたいと考えるようになりました。私が約1年間営業マンとして、結果にこだわってきた経験はWebマーケティング業界にも、必ず活きるものだと考えております。
一定のロジックとストーリーがあれば、未経験でも全く問題ありませんよ!
専門用語はある程度覚えた方がいい?
Webマーケティング面接に臨むにあたって、専門用語を覚える必要はありません。
なぜなら未経験可の求人はポテンシャル採用だからです。
実際に僕は全8社の面接を受けましたが、細かい知識は問われませんでした。
転職活動(会社選び)の軸はなんですか?
「適当に応募していないか?」を確認するための質問です。
Webマーケティング面接では、一貫性のある回答を意識しましょう。
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- なんのスキルを軸にしたいかを明確にする
- 会社に求める条件を伝える
- 軸と志望企業がマッチングしていることを伝える
Webマーケティングと一口に言っても、Web広告運用やSEO、SNSなど様々です。
自分が「どんなWebマーケターになりたいのか?」は必ず明確にしておきましょう。
【僕の回答】
私の転職活動(企業選び)の軸は、大きく分けて2つあります。1つ目は、SEOに携われる業務であること。2つ目は、事業拡大を視野に入れられている企業様であることです。私は「SEOを軸として、さらにWebマーケティングの分野で活躍したい」というキャリアビジョンがあります。そのためにまずは、興味を持った分野でスキルを磨くこと、様々な経験やスキルを掛け合わせ、自身の価値を高めることが重要であると考えております。そのためSEOに携われる業務であり、事業拡大を視野に入れられている企業様を探しておりまして、御社はそれに当てはまると感じ、応募させて頂きました。
間違っても「会社選びの軸は年収や残業の有無です」と言わないでくださいね。
ビジネスと同じように、本音と建前の使い分けが大切ですよ!
現職(前職)ではどんな成果をあげましたか?
未経験可のWebマーケティング面接において、現職(前職)に関する質問はアピールチャンスです。
キャリアの棚卸しをしたうえで、回答を練りましょう。
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- STAR+Lで伝える
- 数字を用いる
- 結果を明確に伝える
ちなみにSTAR+Lとは、自己PRをする際に役立つフレームワークです。
下記にまとめましたので、ぜひ活用してみてください。
- Situation(状況)
- Task(課題)
- Action(行動)
- Result(結果)
- Learning(学び)
【僕の回答】
現職(前職)では新規事業のメンバーとして、新サービスの営業担当をしておりました。しかし最初は慣れないプッシュ型営業(飛び込み・訪問)で、思うように成果を挙げられないという課題がありました。そこで最初は足を稼いで訪問件数を増やし、データを取る施策を実行しました。そしてスムーズに成約にまで至る得意先を数字で分析することで、年間売り上げ規模や従業員数、利用ユーザーなど特徴の把握を行いました。この分析から「売り上げ規模は大きいけど、人が少ないから回転率の効率化に手が回らない」という悩みがあるのではないか?という仮説をもとに、飲食業にターゲットを絞った結果、営業成績を120%以上向上させることに成功しました。次の段階としては私個人だけではなく「チームとしての営業成績向上を図る提案ができないか?」と考えております。
業務経験の話は専門用語を使いがちです。
受け答えする際は、誰でも理解できる一般的な言葉に言い換えてくださいね!
ポイント:深掘り質問の対策をする
未経験可のWebマーケティング面接において、現職(前職)に関する内容は深掘られやすいです。
そのため深掘り質問への対策も、怠らないようにしましょう。
実際に僕がよく聞かれた深掘り質問は下記のとおりです。
- 志望理由
- やりがい
- 挫折経験
- 努力したこと
- 苦労したこと
あなたの強み・弱みはなんですか?
Webマーケティング面接において、よく聞かれる質問の1つです。
しっかりと自己分析をしたうえで、回答を練りましょう。
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- 具体性と説得力を意識する
- 現職(前職)の仕事と絡める
- 矛盾を作らない
強みと弱みは表裏一体になりやすく、エピソードに矛盾が生まれやすいです。
ツッコミどころがあると、減点されてしまうので注意してください。
【僕の回答】
私の強みは「目標達成のためにどうすれば上手くいくのか?」という思考を大切にできることです。営業の仕事では、失注に終わった商談に対する分析を徹底的に行い、学びを最大化することで、社内新人研修では1位という成果を挙げました。一方で何事にも取り組む姿勢を大切にしているがあまり、マルチタスクに陥ってしまうことが、私の現時点での弱みだと考えます。業務のバランスが取れなくなり、結果を出せなくなっては無意味なので、タスク管理は徹底的に行なっています。
強みは具体的な行動と結果を、弱みはどうやってカバーするのかを伝えることが大切ですよ!
内定が出た場合いつ頃から入社できますか?
入社可能時期の質問は、内定を出すかどうかの評価項目の1つです。
安易に「わかりません」と答えると他の応募者に内定が出てしまう恐れがあるので、必ず回答を用意しましょう。
この質問に対する回答のポイントは、明確にスケジュールを伝えることです。
なお一般的に、内定後から入社日までの猶予としては2〜3ヶ月程度です。
入社時期を答えられないと、準備不足な印象や優柔不断で仕事ができない印象を与えかねないので、気をつけてくださいね。
【僕の回答】
御社から内定をいただけた場合、2ヶ月以内を目処に入社できるよう、調整をさせていただきます。◯月までに内定をいただければ、◯月◯日から入社できます。
「できる限り早いタイミングで入社してほしい」というのが企業側の本音です。
希望年収はどの程度ですか?
Webマーケティング面接において、最も答えづらい質問かもしれません。
本音を言えば誰だって、高い年収で内定をもらいたいでしょう。
しかしこの質問に対する回答のポイントは、年収交渉をしないことです。
なぜなら企業側からすると、あなたが給与に見合った成果を出せるか不明瞭だからです。
未経験からWebマーケティング転職をする場合、最初は給与が下がる可能性があることを念頭に入れておきましょう。
【僕の回答】
希望年収については、御社の規定に従います。
Webマーケティング転職の最大のメリットは、個人で稼ぐスキルを習得できることです。
最初から高年収にこだわる必要はないと思いますよ!
Webマーケティング面接対策|難関質問と回答例
Webマーケティング面接における難関質問を、回答例とともに解説します。
面接では回答に詰まるような難関質問が存在します。
事前に対策をしておくことで「頭が真っ白になり、答えられない」という最悪な事態を防ぎましょう。
残業が多い部署ですが問題ないですか?
Webマーケティング面接において、意外とよく聞かれる質問です。
ある程度の必要不可欠な残業に、体力的・精神的に耐えらえるかという意味で聞かれます。
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- 労働を嫌がっているような印象を与えない
- ブラック企業ではないことを確認する
- 残業を減らすための工夫を伝える
間違っても「いくらでも働けます」と回答するのはやめましょう。
仮に内定をもらえたとしても、社畜の道まっしぐらです。
【僕の回答】
時期や状況によって業務量が増えることは想定しておりますので、月30時間程度の残業であれば問題ございません。また業務の効率化やスケジューリングを意識することで、残業を減らせるよう工夫したいと思います。
無理なく働ける環境を選んでくださいね!
将来のキャリアプランをどう考えていますか?
キャリアプランについての質問では、長く働いてくれる人かどうかを見られています。
志望する会社で中長期的に働くことを前提に、回答を組み立てましょう。
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- 社内のキャリアで答える
- 長期的に貢献するという意思表示をする
- 具体的な年数を含める
正直5年後・10年後の将来なんて、今決められることではありませんよね。
しかし意外と墓穴を掘りやすい難関質問なので、しっかり対策しましょう。
【僕の回答】
入社後はSEOを軸として、まずは社内の仕事の仕方を学び、実務経験を積みたいと考えています。5年後には、Web広告運用やSNSなど、さらにWebマーケターとしてスキルの幅を広げたいです。10年後にはどんなプロジェクトでもこなせるリーダーとなり、中長期的に御社のビジネスに貢献していきたいです。
「独立・起業を目指している」という回答はイメージを悪くするので、気をつけてくださいね。
他社の選考状況はいかがですか?
選考状況についての質問では「転職活動(企業選び)の軸に一貫性があるか?」を見られています。
また併せて、それぞれの志望度合いを確認されることが多いです。
この質問に対する回答のポイントは下記3つです。
- 選考状況を正直に伝える
- 志望度が高いことを伝える
- 転職活動(企業選び)の軸に一貫性を持たせる
「御社しか応募していません」は嘘くさいのでやめましょう。
複数の会社に同時に応募して面接を受けることは、悪いことではありません。
【僕の回答】
御社の他にも、Webマーケティング業界かつSEOに携われるポジションを中心に、5社応募しております。そして現在は、それぞれ面接に進んでいる状況です。ただ今のところ、最も自分のキャリア志向に合うのは御社だと感じております。
あまりにも応募数が多いと「どこでもいいのかな?」と思われてしまうので、注意してくださいね。
仕事を進めるうえで気をつけていることはありますか?
仕事の姿勢を見るための質問です。
あなたが日々心掛けている姿勢をもとに、回答を練りましょう。
この質問に対する回答のポイントは、事実ではなく思考で答えることです。
なぜなら思考がしっかりしている人は、転職後の仕事においても再現性が期待できるからです。
間違っても「遅刻しない」「約束は守る」など社会人として当たり前のことを、言わないように気をつけてください、
【僕の回答】
日々の仕事においては、期待値以上の成果を挙げることを常に心がけています。現職(前職)では営業マンとして、クライアントの要望・依頼を言葉そのままに受け取るのではなく「だったらこれも必要かもしれない」と常に思考を先回りして、対応することを心掛けてきました。その結果「いつもいい仕事をしてくれる」と評価を頂いたことがございまして、この経験から期待値以上の成果を挙げることこそが、仕事の価値だと見出すことができました。
具体的な事例があると、回答に説得力が増しますよ!
休日はどんなことをして過ごしていますか?
プライベートな内容や個人的な趣味などを聞く質問は、意外とあります。
人間関係を円滑に作れるコミュニケーション能力(雑談力)があるかを見られています。
この質問に対する回答のポイントは、話の広がりを意識することです。
誰にでもイメージしやすい回答を用意しておくことで、場を和ませましょう。
初対面の人と愛想よく会話するスキルは、社会人として必須です。
【僕の回答】
休日は趣味である格闘技観戦を楽しんでいます。格闘技が好きな理由は、日本の格闘技は選手自体のストーリーを大事にしているため、試合ごとに感情移入をすることができ、感動やモチベーションを与えてくれるからです。好きな格闘技選手はいますか?(笑)
多少わざとらしくても、お互いに愛想笑いができるポイントを作るくらいが丁度良いです。
場の雰囲気に応じて、使い分けてくださいね!
周りからどのような人だと言われますか?
あなたの性格や人柄を見るための質問です。
自社の雰囲気に合う人材かどうかを、確かめる意味合いがあります。
この質問に対する回答のポイントは、現職(前職)と絡めたエピソードで伝えることです。
加えて人間関係の内容を絡めると、面接官が求めている回答に近づきます。
【僕の回答】
周りの人からは「周囲の人にちゃんと頼ることができる人」だと言われることが多いです。現職のお話ですが、なかなか成果が出なくて伸び悩んだ時期に、上長から「周りの人をもっと頼っても良いよ」と言われたことがありました。それを機会に周囲とコミュニケーションを積極的にとっていくなかで、困ったことを相談出来る関係性があれば、スムーズに成果に結びつくということを実感しました。この経験から普段のコミュニケーションというのは、日常でも大切にしております。
仕事との直接的な関連性が薄い人間性に関する質問は、最終面接の場で聞かれることが多いですよ!
Webマーケティング面接対策|逆質問を用意する
Webマーケティング面接の終了間際には、逆質問の時間があります。
当然ながら面接の評価の一部なので、必ず用意しておきましょう。
逆質問のポイントは下記3つです。
- 質問は必ずする
- 余計なことは質問しない
- 入社後の自分をイメージするための前向きな質問にする
また逆質問を通して自己PRをするのは、印象が悪いので気をつけてください。
「自分の質問が相手にどんな印象を与えるのか?」を事前に想像したうえで、内容を考えましょう。
【僕の逆質問】
御社で活躍している社員の特徴はなんですか?将来的に他の領域にも、業務範囲を広げていける可能性はありますか?入社までに準備しておくことはありますか?御社で働くうえで大切にして欲しいと思うことはなんでしょうか?入社後3年以内に、具体的に期待されている役割はありますか?
面接は対話です。
相手の回答に対して、自分の受けた感想を必ず返してくださいね!
Webマーケティング面接の合格率を高める5つの方法
Webマーケティング面接の合格率を高める方法を5つ紹介します。
質問に対する回答を準備するだけでは、まだまだ対策不足です。
最短で内定を獲得するためにも、全て実践しましょう。
転職エージェントにアドバイスを求める
転職エージェントはWebマーケティング面接について、詳細な情報を持っている場合があります。
特に企業との太いパイプを持つエージェントであれば、合格になりやすい回答方法や面接官の個人的な癖などを細かく教えてくれます。
実際に僕がお世話になった転職エージェントは、下記のとおりです。
積極的にアドバイスを求め、Webマーケティング面接の合格率を高めましょう。
もし情報が何一つ出てこない場合、利用するエージェントを変えることも検討してください。
とりあえず、上記3社の転職エージェントに支援してもらえば間違いありませんよ!
自己分析を極める
質問回答例を見ても「自分の強み・弱みがわからない」「キャリアプランが定まらない」とお悩みの方は多いのではないでしょうか?
そんな方はポジウィルキャリアで、自己分析を極めるのがおすすめです。
Webマーケティング転職をしていた当時の僕は、正直自分を見失い病みそうでした。
しかしポジウィルキャリアの無料カウンセリング
たった45分で不安を自信に変えられるので、利用しない手はありません。
ぜひ自分に自信を持った状態で、面接に臨んでくださいね。
企業選びを見直す
転職活動はマッチングが全て、企業選びで9割決まると言っても過言ではありません。
なお採用される人材とは、自社の進め方や環境に合う人材、募集中の特定ポジションのニーズを完璧に満たす人材です。
企業選びを間違えている場合、どんなに面接対策を頑張っても内定は出ません。
また求人票には書かれていない「このポジションには男性しか採用しない」「30代しか採用しない」などの裏条件も存在します。
そのため企業選びの際には、転職エージェントの情報網を活用するのがおすすめです。
実際に僕がお世話になった転職エージェントは、下記のとおりです。
転職エージェントは、あなたの実力的に内定が出そうな会社を的確に選んでくれます。
ぜひ3社とも活用して、面接対策だけではなく企業選びも見直してみてください。
場数を踏んで経験値を積む
面接は場数を踏んで、経験値を積むことが大切です。
なぜなら想像以上に、場数と面接力には相関関係があるからです。
実際に僕は面接を5回くらい受けた辺りから、冷静に受け答えができるようになりました。
そのため本命ではない企業に応募して、どんどん面接をこなしていくのがおすすめです。
なお練習用で応募する際は、下記の転職サイトから応募しましょう。(エージェントに迷惑なので)
また転職エージェントの模擬面接サービスは、あまりおすすめしません
なぜなら面接のプロではないので、指導力に欠けるからです。
転職エージェントはあくまで情報網、練習なら本物の面接官を相手にした方が高い経験値を得られます。
面接日程を組む際には、志望度が低い企業を早めに、志望度が高い企業を遅めに設定しましょう!
Web面接(オンライン)の対策をする
今や6割以上の企業がWeb面接(オンライン)を導入しています。(参考:doda|Web面接の実態調査 )
そのため対面面接だけではなく、Web面接の対策も必須です。
Web面接では下記の事項を意識すると、グンと評価を高められますよ。
- 通常よりもハッキリ、ゆっくりと喋る
- 目線はカメラの位置に向ける
- 反応は大袈裟気味にする
またデスクライトとWebカメラがあると、画面上での自分の見え方が良くなります。
たった数千円で面接の評価をガラリと変えられるので、合格率を上げたいのなら迷わず購入しましょう。
Webカメラならロジクール Webカメラ C270n、デスクライトならアイリスオーヤマ LEDデスクライト PDL-101-Bがコスパ・性能ともに優れていておすすめですよ。
Web面接(オンライン)退出時はどちらから切るのが正解?
Web面接(オンライン)退出時は、面接官側から接続を切るのが一般的です。
もし仮に面接官側より「お先に退室をお願いします」と促された場合は「本日は貴重なお時間をいただきありがとうございました、それではお先に失礼します」と面接に対する感謝の言葉とともに退出しましょう。
対面面接かWeb面接(オンライン)いずれか選べる場合はどっちがいい?
本命企業の場合は、対面面接を選ぶのがおすすめです。
なぜならWeb面接(オンライン)は画面越しのため、面接官に熱を伝えにくいからです。
特に二次面接(最終面接)は人柄を評価軸として見られている場合が多いので、対面面接を選んだ方が合格率は高いと言えるでしょう。
Webマーケティング面接を受けるうえでの注意点
Webマーケティング面接を受けるうえでの注意点は3つです。
細部にも注意を払い、必ずWebマーケティング転職を成功させましょう。
日程調整は評価に関わる
Webマーケティング面接で高評価を得たいのであれば、面接官が気持ち良く面接に望める時間帯に日程を調整しましょう。
おすすめの時間帯は10〜17時です。
面接官は仕事の合間を縫って、時間を割いてくれています。
仕事で疲弊している17時以降に「面接をしたい」と考える面接官なんていません。
また「仕事で休みを取れない」という人もいるかもしれませんが、その場合は有給休暇をとりましょう。
内定を手に入れたいのなら、自分都合ではなく相手都合で考えるべきです。
面接の希望日程を提示する際は、3候補以上挙げるのが基本ですよ!
お礼メールは意味がない
よく「面接後はお礼メールを送りましょう」とアドバイスをする方がいますが、意味がないのでやめましょう。
なぜなら面接の合否は、面接直後(当日中)に決まっているからです。
また面接官の立場からしても、メールチェック・返信の業務が増え、迷惑に感じる可能性があります。
面接後に何をしても結果は変わらないので、潔く待つべきです。
面接の振り返りは必ずする
面接内容の振り返りは必ずしましょう。
記憶が鮮明にある当日中に行うのがおすすめです。
下記の項目を記録しておくと、次回の面接に役立ちます
- 聞かれた質問
- 自分の受け答えの仕方
- 食いつきが良かった回答 など
また可能であれば、スマホで録音するのがおすすめです。
自分の話すスピードや声色も確認できるので、プラスして改善点を見つけられます。
僕は機内モードにして録音していましたよ!(バレないように)
Webマーケティング面接に合格して内定をもらおう!
各質問の評価ポイントを把握し、自分なりの質問回答例を作ることが内定獲得への第一歩です。まずは定番質問・難関質問・逆質問の対策を万全にしてくださいね。
またさらにWebマーケティング面接の合格率を高めるためにも、下記5つは必ず実践してください。
ここまで対策すれば、何も不安に感じる必要はありません。自信を持ってWebマーケティング面接に望み、内定をもらいましょう。
未経験からWebマーケターを目指している方は『未経験からWebマーケティング職に転職する方法』の記事もあわせてご覧ください。
未経験からWebマーケティング転職を目指すならぜひ「3ステップ」でWebマーケターを参考にしてくださいね!