Webマーケティングに向いてる人は成長速度が早く、すぐに現場で活躍できる傾向が強いです。
一方で向いていない人は、活躍するまでに相当の鍛錬が求められます。
未経験からWebマーケターを目指す前に、キャリアとのミスマッチを防ぐためにも、あらかじめ自分の適性を知っておくべきでしょう。
本記事では現役Webマーケターである僕の知見をもとに、Webマーケティングに向いてる人・向いていない人について解説します。
読了後には、Webマーケターになるための1歩を踏み出せるようになるでしょう!
【経歴】
- 現役のWebマーケター(SEO/SNS/VSEO)
- 元営業マンからWebマーケティング転職に成功
- Withマーケの卒業生
Webマーケティングに向いてる人の特徴
Webマーケティングに向いてる人の特徴を解説します。
数多く当てはまる人であれば、Webマーケターとして活躍する未来もそう遠くはないでしょう。
Webマーケターとしての素質があるのかを確認しましょう!
成果主義を好む人
Webマーケティングは露骨に数字で結果が出るぶん、成果主義の側面が強いです。
実際に多くのWebマーケティング会社は、年功序列制を採用していません。
例え年齢が若くとも、結果さえ出せれば昇格・昇給を目指せるのがWebマーケティング業界です。
向上心が強く成果主義を好む人は、Webマーケティングに向いてると言えるでしょう。
物事を論理的に考えられる人
Webマーケティングにおいて、論理的思考(ロジカルシンキング)は必要不可欠です。
物事を結論と根拠に分け、その論理的なつながりを捉えながら物事を理解しなければ、適切なWebマーケティング施策は見出せません。
実際にWebマーケティングの施策は、PDCAサイクルを回し続けることでより打率を高められます。
- Plan(計画)
- Do(実行)
- Check(評価)
- Action(改善)
物事を論理的に考えられる人は、Webマーケティングに向いてると言えるでしょう。
論理的思考なくして、Webマーケターとしての成長はありませんよ!
変化を楽しめる人
Webマーケティング業界はとにかく変化が早いです。
例えばSNSはこの数年で、Facebook→Twitter→YouTube→Instagram→TikTokと大きく主流が移り変わりました。
そして2023年の今現在は、ChatGPTをはじめとするAIサービスの台頭により、Web業界に大きな変化が起ころうとしています。
当然Webマーケターは、これらの変化に対応する力が求められます。
したがって変化を楽しめる人は、Webマーケティングに向いてると言えるでしょう。
私の務める会社は1年間で、注力事業が何度も変わりました。
大変ではありますが、新しいことを学べる楽しさがありますよ!
数字に強い人
効果的なWebマーケティングの施策を打ち出すには、数字をもとにしたデータ分析が必要不可欠です。
例えばCVR(コンバージョン率)やCTR(クリック率)など、様々な数字をあらゆる角度から分析する力が求められます。
したがって数字に強い人は、Webマーケティングに向いてると言えるでしょう。
特別難しい計算をする必要はありませんよ。
数学が苦手で、高校・大学と文系に進学した僕でも大丈夫でした!
人の気持ちに寄り添える人
Webマーケティングでは、人間心理を読み解く力が求められます。
なぜならネット世界=現実世界だからです。
WebマーケティングはWeb上でサービスを売るというイメージが強いかもしれませんが、実際にサービスを買うのはリアルな人ですよね。
人の気持ちを置き去りにして、テクニック論に陥っているマーケターは絶対に売上を作れません。
したがって人の気持ちに寄り添える人は、Webマーケティングに向いてると言えます。
コミュニケーションを取るのが好きな人
Webマーケティングは1人仕事ではありません。
クライアントはもちろん、社内・社外のライターやデザイナー、プログラマーなど様々な人たちと一緒にプロジェクトを進めます。
したがってコミュニケーションを取るのが好きな人は、Webマーケティングに向いてると言えます。
パソコンで黙々と作業するイメージが強いかもしれませんが、現場では常に連帯感を求められますよ!
粘り強く努力できる人
Webマーケターは成果を出すのが仕事です。
成果が出るまで何度でも、データ分析や施策考案などをする必要があります。
加えてクライアントから無理難題を押し付けられることもあるので、忍耐力も必要です。
したがって粘り強く努力できる人は、Webマーケティングに向いてると言えます。
最初から成果を出せる人なんていないので、ご安心ください。
私の場合は安定して成果を出せるようになるまでに、約半年くらいかかりましたよ!
好奇心旺盛な人
Webマーケティングのお仕事は、クライアントが変わるたびに勉強が必要です。
下記の事項を把握しないと、適切なマーケティング施策は提案できません。
- どんなサービスなのか
- どんな市場でどんな競合がいるのか
- エンドユーザーは何を求めているのか など
例え興味のないサービスであっても、興味を持って学ぶ姿勢が大切です。
したがって好奇心旺盛な人は、Webマーケティングに向いてると言えます。
私は子育て業界やブライダル業界など、正直男として興味のない分野に携わった経験があります。
最初は興味を持つのに苦労しましたが、すごく勉強になりましたよ!
決断力のある人
Webマーケティングの施策はWeb広告やSEO、SNSなど選択肢が無数にあります。
もちろんクライアントは正解を知らないし、正直やってみないとわからないこともたくさんあります。
そんな中Webマーケターは「何を選択するのが最善か?」という思考を常に持って、決断しなければなりません。
したがって決断力のある人は、Webマーケティングに向いてると言えます。
自分の決断1つで結果が何十倍にも変わるのが、Webマーケティングの面白いところですよ!
Webマーケティングに向いてない人の特徴
Webマーケティングに向いていない人の特徴を解説します。
数多く当てはまる人は、活躍するまでに相当の鍛錬を積む必要があるでしょう。
Webマーケターのリアルな苦難を知れますよ!
他責思考の人
どんな結果も自責で受け止めないと、Webマーケターとしての成長は止まります。
Webマーケティングの施策が上手くいかない背景には、クライアントサービスの質やアルゴリズムの変動など、外部要因があるのは確かです。
しかし成果が出る・出ない時には必ず理由があり、原因を突き止め改善するのがWebマーケターの役目です。
したがって他責思考の人は、Webマーケティングに向いていないと言えます。
実際の現場でも、クライアントの愚痴を言うマーケターは成果を出せていません。
細かい作業が苦手な人
Webマーケティングの仕事は細かい作業の連続です。
毎日数字に向き合い分析をしたり、クライアントに進捗連絡をしたりと、華やかな一面はありません。
また泥臭い作業に対しても、成果を出すためには細部までこだわる必要があります。
したがって細かい作業が苦手な人は、Webマーケティングに向いていないと言えます。
テキストコミュニケーションに苦を感じる人
Webマーケティングの仕事では、チャットツールを頻繁に使います。
そのため円滑に仕事を進めるには、迅速なテキストコミュニケーション能力が必要不可欠です。
またチャットでは社外・社内に関わらず、正しい敬語表現を用いなければなりません。
文章のみで感情や表情を伝えるのは難しく、思わず送った文章がクライアントの失礼にあたるケースもあります。
したがってテキストコミュニケーションに苦を感じる人は、Webマーケティングに向いていないと言えるでしょう。
元営業マンの僕はチャットに慣れておらず、転職から間もない頃は日々苦戦していました……。
デスクワークに苦を感じる人
Webマーケティングの仕事は、デスクワークが基本です。
常に椅子に座り、パソコンと睨めっこの状態が続きます。
体力的な疲れはありませんが、目の疲労や肩こり、腰が痛くなるなどの弊害があります。
したがってデスクワークに苦を感じる人は、Webマーケティングに向いていないです。
特に僕の場合は、目の疲れと腰の痛みがひどくありました……。
なのでブルーライトカットフィルムをPCに貼り付け、腰当てクッションを買って対策しましたよ!
マルチタスクが苦手な人
Webマーケティングの仕事は、複数のプロジェクトを並行して進める場合が多いです。
あくまで目安ですが、最低でも1人で5社は担当するイメージです。
もちろん各タスクには期限があるので、進捗管理は慎重に行う必要があります。
したがってマルチタスクが苦手な人は、Webマーケティングに向いていないと言えます。
仕事とプライベートを完全に分けたい人
Webマーケティングの仕事は休みの日でも、完全に心は休まりません。
なぜなら「クライアントのメディアの調子はどうなっているだろう?」「新しい施策はコケていないだろうか?」など不安が尽きないからです。
中には売上が悪ければ、休みの日でも連絡を飛ばしてくるクライアントもいます。
したがって仕事とプライベートを完全に分けたい人は、Webマーケティングに向いていないと言えるでしょう。
Webマーケティングの仕事を楽にする方法は、成果を出すことです。
成果さえ出していれば、社内・社外の人から何も言われませんよ!
成長意欲がない人
Webマーケティング業界は変化が早いので、常に新しい知識を吸収し続ける必要があります。
例えば一時は売上を作れた施策も、半年後には使えないことも珍しくありません。
またWebマーケティング業界は意識高い人が多く、勉強しないと周りとの差はどんどん開きます。
したがって成長意欲がない人は、Webマーケティングに向いていないと言えるでしょう。
成長意欲が強い人は、会社を2〜3年で辞めて独立していきますよ!
Webマーケティングの向き・不向きがわかる適性検査
Webマーケティングの向き・不向きがわかる適性検査を作りました。
「手軽に自分がWebマーケティングに向いてるか知りたい!」と考える方はぜひ活用してください。
- Q1
- あなたは成果主義を好みますか?
最後に向いてる人・向いていない人、それぞれの人におすすめの行動を紹介します!
向いてる人は転職活動をするのがおすすめ
Webマーケティングに向いてる人は、転職活動をするのがおすすめです。
自分の強みを上手にアピールできれば、ポテンシャル採用を狙えます。
とはいえ未経験からのWebマーケティング転職は、そう簡単ではありません。
多くの企業が実務経験者を欲しており、未経験者枠の求人が少ないのが現状です。
そのためWeb業界に強い転職エージェントを活用して、有利に転職活動を進めましょう。
まずは転職エージェントに相談する
本気で未経験からWebマーケティング転職を目指すのであれば、転職エージェントに相談しましょう。
実際に僕がWebマーケティング転職をする際に利用した、自信を持っておすすめできる転職エージェントは下記3つです。
転職エージェントは、5個も10個も登録する必要はありません。
多すぎると管理が大変になるので、かえって逆効果です。
まずは上記3つの転職エージェントの力を借りて、転職活動を有利に進めることをおすすめします。
転職エージェントは無料なので、どんどん活用しましょう!
初回面談後には、転職成功の道筋が見えてきますよ。
向いていない人はWebマーケティングスクールの受講がおすすめ
Webマーケティングに向いていない人は、Webマーケティングスクールの受講がおすすめです。
スクールは転職・副業・フリーランスへの実現をサポートしてくれる、未経験者にとって大変ありがたい存在です。
実際に僕はWebマーケティングに向いていない側の人間でしたが、スクールと転職エージェントを活用して転職に成功しました。
向いていないからといって、Webマーケターへのキャリアを諦める必要はありませんよ。
まずは興味を持ったスクールに相談する
まずは興味を持ったWebマーケティングスクールの無料相談会に参加しましょう。
無料相談会では、Webマーケティングに関することであればなんでも聞けます。
スクールのことはもちろん、業界の知見を得られる場でもありますので、積極的に参加するのがおすすめです。
私はスクール受講に至るまでに、計5社の無料相談会に参加しましたよ!
Webマーケターになるための1歩を踏み出そう!
Webマーターを目指すのに向き・不向きは関係ありません。
私は適性がなくとも、未経験からWebマーケティング転職を実現したうちの1人です。
向いてる人と向いていない人で、取るべき行動が異なるだけなので、不安になる必要はありませんよ。
- 向いてる人:転職エージェントを活用して転職活動するのがおすすめ
- 向いていない人:Webマーケティングスクールの受講がおすすめ
何よりもここまで読んだあなたは「Webマーケターになりたい!」という強い意志を持っているはずです。
まずは第1歩として、Webマーケティングの仕事内容を知るところから始めましょう。
未経験からWebマーケティング転職を目指すならぜひ「3ステップ」でWebマーケターを参考にしてくださいね!