「未経験かつ独学で、Webマーケティング職に転職できるのか不安……」とお悩みのあなたへ。
正しい手順で転職活動をすれば、独学でもWebマーケティング職への転職はできます。
本記事で紹介する転職方法は、Webマーケティングスクールの受講は不要。
できる限り時間・費用コストを抑えつつ、確実に独学でWebマーケティング職に転職する方法を解説します。
最低限の知識があれば、独学でもWebマーケターになれますよ!
【経歴】
- 現役のWebマーケター(SEO/SNS/VSEO)
- 元営業マンからWebマーケティング転職に成功
- Withマーケの卒業生
独学でもWebマーケティング職に転職できる3つの理由
独学でもWebマーケティング職に転職できる理由は3つです。
「未経験からWebマーケターになるのは厳しい」という声に踊らされすぎていませんか?
僕の実体験や根拠とともに、独学でもWebマーケティング職に転職できる理由について解説します。
必要最低限の知識はネットから学べるから
未経験可の求人はポテンシャル採用なので、選考時に実践的な知識は問われません。
つまり必要最低限の基礎知識を学べば、独学でもWebマーケティング職に転職できるというわけです。
そして幸いなことにネットが発達している現代において、無料でWebマーケティングを学ぶ術はいくらでもあります。
例えばWebメディアやSNSなど、転職活動で求められるレベルの知識を得るには十分です。
Webマーケティングの求人数は年々増加しているから
Webマーケティングは業界そのものの将来性が高く、比例して求人数も年々増加しています。
2022年11月〜2023年1月の求人数は、2022年8月〜10月対比110%と増加傾向です。
当然ですが求人数が多いほど、求職者はあらゆる企業に分散します。
つまり独学でも、Webマーケティング職に転職するチャンスが広がっていると言えるでしょう。
一方でWebマーケティング職を目指す求職者の数も、増加しつつあります。
独学で転職するなら、求人数の多い今が絶好のチャンスですよ!
未経験可の求人はポテンシャル採用だから
未経験可の求人は、基本ポテンシャル採用です。
企業は即戦力人材を求めていないので、独学でもWebマーケティング職に転職できます。
稀に未経験可の求人に、実務経験者が応募してくるケースもありますが、問題ありません。
なぜなら「教育制度を確立したい」「教育者の育成をしたい」など何かしらの意図があり、企業が未経験者の採用をしている可能性が高いからです。
独学でWebマーケティング職への転職を目指すのであれば「未経験だから実務経験者に勝てない……」というネガティブな考えは捨てましょう。
独学でWebマーケティング職に転職する方法
独学でWebマーケティング職に転職する方法を3つの手順で解説します。
できる限り時間・費用コストを抑えつつ、独学でWebマーケティング職に転職しましょう!
最低限の職種・スキルを理解する
まずは最低限のWebマーケティングの職種・スキルを理解しましょう。
実体験ですが下記4つの事項を抑えておけば、問題なく転職活動は進められます。
- Webマーケティングとは:Web上でサービスが売れる仕組みを作ること
- Web広告運用:広告の入稿や分析、改善やレポーティングなどを行う
- SEO:特定のWebサイトの検索順位を上げるための施策を行う
- SNS:SNSを利用して、サービスの認知拡大・ブランディング促進などを行う
下手に「〇〇分析が〜」「最新のSEOでは〜」などと知識をアピールすると、面接で深掘りをされて、自ら墓穴を掘るハメになります。
Webマーケティング職への転職のために独学をするなら、実践的な知識ではなく基礎知識を学びましょう。
Webマーケティング業界に強い転職エージェント・サイトを活用する
次にWebマーケティング業界に強い転職エージェント・サイトに登録して、転職活動を進めます。
転職エージェントは求人探しや選考対策など、ありとあらゆる支援をしてくれる強力な味方です。
独学でWebマーケティング職への転職を目指すのであれば、下記4つ全てのサービスを利用しましょう。
【転職エージェント】
- Geekly(ギークリー)|特化型
※スピード転職の実現が可能! - マスメディアン|特化型
※Webマーケティング転職の定番! - doda
|総合型
※安定感抜群のトータルサポートが魅力!
【転職サイト】
- リクナビNEXT
|総合型
※日本最大級の求人データベースを保有!
Webマーケティング業界に強い特化型の転職サービスを活用することで、業界の知見を得られたり、手厚いサポートを期待できたりします。
また総合型は保有求人数が多いので、理想の求人に巡り会う可能性を高められます。
上手く併用することで、独学でのWebマーケティング職への転職を有利に進められますよ!
ポテンシャルを示して内定獲得を狙う
最後に転職エージェント・サイトを活用しつつ、ポテンシャルを示して内定獲得を目指します。
独学でWebマーケティング職への転職を目指す場合、選考時の武器となる実績がありません。
そのためWebマーケターとしての適正やポテンシャルを、採用担当者にアピールして「入社後の活躍を期待できそうな人材」と思ってもらうことが大切です。
なお下記のようなWebマーケティングに求められるスキルを、アピールできると効果的です。
- 向上心
- 論理的思考力
- データ分析力
- ニーズ把握力
- 情報収集力
- マルチタスク能力
- 企画制作/構成力 など
また下記のような一言を伝えられると、ポテンシャルを示しつつ、キャリアとのミスマッチを懸念されなくなります。
現在は(Webメディア/本/資格取得/ブログ/SNS)を通して、Webマーケティングを独学しています。 実際に学習をしてみて、この分野が好きだと実感しているので、どんな業務も素早く吸収できると思っています。
ポテンシャルを上手にアピールできれば、独学でもWebマーケティング職に転職できますよ!
詳細な転職方法について知りたい方は『未経験からWebマーケターになる方法』の記事もあわせてご覧ください。
転職成功率を高めるWebマーケティングの独学手法
独学した経験はWebマーケティング職への転職活動でプラスに働き、熱意のアピールにも繋がります。
そんな転職成功率を高めるWebマーケティングの独学手法は3つです。
いずれも独学でのWebマーケティング職への転職に有効ですが、時間・費用コストが掛かるのもまた事実です。
必要最低限の知識を理解したうえで、余裕があればプラスアルファの独学として検討してみてください。
ちなみに僕は全て実行しましたよ!
本で知識を得る
本でWebマーケティングを独学する方法は、資格取得やブログ運営に比べると、最も効率的と言えます。
なぜなら1冊あたり1,500円程度で購入できるうえ、2〜3日あれば読了できるからです。
本でWebマーケティングを独学するのであれば、下記のような名著を読んでみるのが良いでしょう。
- USJを劇的に変えた、たった1つの考え方
※USJを例にマーケティング理論を学べます! - ドリルを売るには穴を売れ
※今も売れているマーケティングの教科書! - マンガでわかるWebマーケティング
※現場で役立つノウハウが満載!
いずれもマーケティングそのものの本質を学べるので、知見を深めるのに役立ちます。
完全初心者なら「ドリルを売るには穴を売れ
ストーリー形式で読みやすく、内容がスッと頭に入ってきますよ。
資格を取得する
Webマーケティングの資格は、職務経歴書に記載できる立派な実績です。
ただし資格を取得するためには、ある程度の独学が必要なので、時間コストが掛かります。
また資格の試験によっては、数万円の費用コストが掛かるケースも珍しくありません。
下記はWebマーケティング職への転職でアピールできる、資格の一覧です。
- SEO検定
(資格取得目安2週間〜3週間、受験料5,500〜8,800円) - Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
(資格取得目安1週間、受験料無料) - Webアナリスト検定
(資格取得目安2週間〜3週間、受験料17,600円)
よく聞かれる質問なのですが、Webマーケティングの資格はないよりもあったほうが良いです。
採用担当者の視点から考えても、資格を持っている未経験者と資格を持っていない未経験者だったら、ポテンシャルを感じるのは後者ですよね。
時間に余裕のある方は、資格の取得も検討してみましょう。
僕は転職前にGoogleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)を取得、転職後にSEO検定1級を取得しましたよ!
ブログを運営する
ブログ運営は実践的にWebマーケティングを学べるので、本での学習や資格取得に比べると、最も実用性が高いと言えます。
例えばSEOの基礎を学んだり、ライティング力を鍛えたりした経験は、大きなアピール材料になります。
ただしブログは、成果を出すまでに1年程度の時間が掛かるうえ、最悪の場合何ひとつの成果も出せない可能性があるので注意してください。
個人的には転職のために、今からブログを始めるのはあまりおすすめしません。
もしあなたが半年程度先の転職を見据えているのなら、検討してみるのもありですよ。
独学の転職に限界を感じたらWebマーケティングスクールも要検討
独学でWebマーケティング職に転職する方法のとおりに転職活動を進めれば、独学でも転職はできます。
しかし独学の転職で上手くいかなかったら、Webマーケティングスクールの受講も検討してみてください。
やはり独学で転職活動をしている人が、Webマーケティングスクールを受講している人と比べられたら負けます。
なぜなら受講生は、選考時にアピールできる実績や経験を得られるうえ、スクール独自の転職サポートも受けられるからです。
とはいえ独学で、Webマーケティング職への転職ができないというわけではありません。
「3ヶ月頑張ってみても無理だったら、スクールも検討しよう」くらいの気持ちで、まずは転職活動を進めましょう。
実際に僕はスクールの受講経験がありますが、転職だけのために受講するのは「もったいない」と感じました。
なぜなら独学でも、転職できる可能性は大いにあるからです!
独学で転職するなら最低限の知識でポテンシャル勝負しよう!
独学でWebマーケティング職への転職を目指すなら、最低限の知識でポテンシャル勝負をすべきです。
下記の手順に沿えば、独学でも転職はできます。
また転職成功率を高めるWebマーケティングの独学手法を実行すれば、さらに転職活動を有利に進められます。
最初からWebマーケティングスクールの受講を、検討する必要はありません。
独学で転職できる可能性を自ら潰して、高額な自己投資をするのはもったいないですからね。
独学で転職するなら、まずは最低限の知識でポテンシャル勝負しましょう。
未経験からWebマーケティング転職を目指すならぜひ「3ステップ」でWebマーケターを参考にしてくださいね!