「Webマーケティング未経験のため、どんな職務経歴書を書けば良いのかわからない」
「未経験からWebマーケティング転職したいけど、書類選考に落ちまくる」
とお悩みではありませんか?
職務経歴書は履歴書とは違い、書き方の自由があります。アピールポイントを知らないと、永遠に書類選考は通過できません。
実際に僕は未経験からWebマーケティング転職をした身ですが、計20社以上の書類選考に落ちた経験があります。しかしそこから改良を重ね、最終的に書類選考通過率20%から65%まで引き上げることに成功しましたよ。
本記事では僕の転職成功体験をもとに、Webマーケティング未経験者のための職務経歴書の書き方について解説します。
書類選考通過率65%の秘訣を余すことなく公開しますので、ぜひ最後までご覧ください。
あなたの書類選考通過率、僕がグンと引き上げます!
【経歴】
- 現役のWebマーケター(SEO/SNS/VSEO)
- 元営業マンからWebマーケティング転職に成功
- Withマーケの卒業生
未経験からWebマーケティング転職した僕の職務経歴書を公開
僕は2022年6月17日、未経験からWebマーケティング転職をしました。
その当時使用していた職務経歴書はこちらです。
僕の職務経歴書の書類選考通過率は65%程度、未経験からのWebマーケティング転職に特化した内容に仕上がっています。
転職活動における書類選考の平均通過率は30%なので、かなり良い方だと思います。
とはいえ僕の職務経歴書を真似るだけで、Webマーケティング転職の書類選考を通過できるわけではありません。
人によって経験・スキルは異なるので、ある程度内容を書き換える必要があります。
あくまでも参考程度にして、あなたならではの魅力的な職務経歴書を作成してくださいね。
職務経歴書はdodaのものを使用しています!
転職エージェントとしても優秀なので、登録しておいて損はありませんよ。
Webマーケティング未経験者のための職務履歴書の書き方ポイント
Webマーケティング未経験者に向けて、職務経歴書の書き方を下記5つの構成順に解説します。
職務経歴書はできる限り1ページ、多くても2ページ以内にまとめるのが鉄則です。
書き方のポイントを僕の実例文とともに解説しますので、ぜひ参考にしてください。
職務要約
職務要約は3行程度で、わかりやすく簡潔に書きましょう。
情報を要約してまとめられないのは、ビジネススキルの低さだと見られかねません。
職務要約に書くべき内容は、下記の3つです。
- 経験業界・職種
- あなたの強み
- 現在について
職務要約は簡単な自己紹介のようなもの。
人事の方が最初の数行を読むだけで、どんな経歴の人なのかパッとイメージできるように書きましょう。
【僕の実例文:職務要約】
人材業界で約1年間、個人営業・法人営業の経験を積んできました。チームとして売上を作るための円滑なコミュニケーション、営業プロセス改善のための失注分析を得意としています。現在はWebマーケティングスクールで学習をしながら、転職活動に専念しています。
強みは応募する企業の求める人材に合わせて書くのがポイントですよ!
職務経歴
職務経歴は新しい順に、現職の仕事から遡って書くのが一般的です。
人事は直近の職歴を一番気にするので、一番早くアピールしてください。
なお業務における実績は、下記のような客観的な数字を用いて書くのがポイントです。
- 目的達成率○%
- 対前年+○%
- 社内○○人中○位
誰もがわかる定量的成果で記載しなければ、人事の方はあなたの仕事の成果を読み取れません。
いかに実績をわかりやすく伝え「面接で詳しい話を聞きたい!」と思わせられるかが重要です。
【僕の実例文:職務経歴】
2021年4月~2022年4月:株式会社○○
事業内容:人材総合サービス、売上高:xxx億円、従業員数:x,xxx人、上場:未上場、正社員として勤務
2021年4月~2022年4月、〇〇部 営業支援課:個人営業・法人営業担当
◎業務内容
・キャリアショップにて格安SIMの個人営業を担当(8ヶ月)
・大手企業・中小企業を対象にキャッシュレス決済システムの法人営業を担当(4ヶ月)
◎実績
営業プロセス改善のための失注分析をもとにPDCAを回し続けた結果、社内新人研修で1位を獲得(総25名)。東海月間売上高1位に貢献(対前年同四半期+ 25%)。社内では高い評価を得て、新規プロジェクトであるキャッシュレス決済システムの立ち上げメンバーに抜擢された。
職務経歴は専門用語を使いがちなので、気を付けてください。
相手にわかる言葉で伝えないと、正当に評価されませんよ。
活かせる経験・知識・技術
活かせる経験・知識・技術は「Webマーケティングに活かせるかどうか?」を基準に記載しましょう。
しかし未経験からWebマーケティング転職する場合、活かせる経験や知識を持ち合わせていない方も多いでしょう。
そんな方はWebマーケティングについて、今学んでいることを記載するのがおすすめです。
例えばSEO(2023年4月から本を用いて勉強中)と記載しても構いません。
【僕の実例文:活かせる経験・知識・技術】
・SEO/SEOライティングの知識
・ブログ運営の経験(https://professional-sim.com)※運営は2022年2月に終了
・SNS運用の経験(Twitterフォロワー1,200人)
Webマーケターになるためにしてきた努力は、精一杯アピールすべきです!
資格
資格欄は、Webマーケティングの業務内容に直結する資格だけに絞って書いてください。
「運転免許」「英検」など、実務に役立たない資格のアピールは無意味かつ逆効果です。
例えば下記のような資格は、Webマーケティング転職において有効です。
- SEO検定
- Googleアナリティクス個人認定資格(GAIQ)
- Webアナリスト検定 など
余計なことを書いて減点されないようにするのが、書類通過への近道ですよ。
【僕の実例文:資格】
・Googleアナリティクス個人認定資格GAIQ
資格を持ってない場合は、資格欄ごと消しちゃいましょう!
「なし」と記載するよりも、ない方が印象は良いです。
自己PR
自己PR欄には職務経歴からだけではわからない、Webマーケティングの業務に役立つアピールポイントを書きましょう。
なお未経験なので、専門的なアピールをする必要はありません。
下記のようなWebマーケティングに求められる能力を、あなたの経験と掛け合わせてアピールできると効果的です。
- 論理的思考力
- 分析力
- 向上心
- 主体性
- 数字を追う姿勢 など
採用担当者の方に、入社後あなたがWebマーケターとして活躍している姿を想像させられれば、書類選考は簡単に通過できますよ。
【僕の実例文:自己PR】
・期待値以上の成果を挙げることを大切にしており、クライアントの要望・依頼を言葉そのままに受け取るのではなく「だったらこれも必要かもしれない」と常に思考を先回りして対応してきました。
・上長や成果を挙げている人をよく観察するようにして、自分に足りていない要素を感じ取り、自分自身から吸収しにいく姿勢を大切にしてきました。
・常に数字を追う姿勢を持ち続け、入社してから1度も売上目標を下回ったことがありません。
ダラダラと書くのは逆効果。
箇条書きで3つ程度にまとめるのがポイントです!
自己PRは謙虚になりすぎないことが大事
自己PRは謙虚になりすぎないことが大事、強気でポジティブな書き方をする方が選考は通りやすいです。(嘘や経歴詐称はダメ)
採用担当者の視点から考えてみても、自信がない人は採用したくないですよね。
実際に僕は職務経歴書に「未経験からの志望になりますが〜」と謙虚な記載をしていた過去がありますが、その時の書類選考通過率は20%を切っていました。
もし自己PRに悩んでいるのなら、Webマーケティング未経験者でも使える自己PR例文を参考にしてみてください。
他の応募者と差別化するWebマーケティングの職務経歴書の書き方
他の応募書と差別化するWebマーケテイングの職務経歴書の書き方は3つです。
書類選考通過率65%の秘訣、大公開です!
Webマーケティング業界を志望する理由を記載する
自己PR欄の下に文の締めくくりとして、Webマーケティング業界を志望する理由を書きましょう。
未経験可の求人はポテンシャル採用のため「Webマーケターになりたい!」という熱意はこの上ないアピール材料となります。
「なぜWebマーケターになりたいのか?」「Webマーケティングで何を実現したいのか?」を考えてみると書きやすいです。
他の応募書に差をつけたいのであれば、必ずWebマーケティング業界を志望する理由は記載してくださいね。
【僕の実例文:Webマーケティング業界を志望する理由】
前職では結果を出すにつれ、目の前のお客様だけではなく「より多くの人にサービスを届けたい」という気持ちを持つようになりました。その気持ちから営業で取り扱いをしていた「格安SIMのブログ」を立ち上げ運営をしていく中で、Webマーケティングというものを知りました。この経験からスクールへ加入するに至り、Webマーケティングの分野を1から学ぶ中で、次第に「Web上でも売れる仕組みを作りたい」という挑戦したい気持ちが強くなっていきました。実際に深く学習をしてみて、この分野が好きだと実感しているので、どんな業務も早く吸収出来ると考えています。今後はより一層Webマーケティングの学習に努め、専門性を高めることで貴社に貢献します。
僕は採用担当者としての経験もありますが、自己PRで終わっている職務経歴書が多い印象です。
未経験でも全然チャンスはありますよ!
1社1社内容を調整する
Webマーケティングの職務経歴書を書くときは、1社1社内容を調整してください。
1社1社求人票の内容は違うので、それぞれ内容を書き換えるのは当たり前です。
例えばA社で評価される書類と、B社で評価される書類は別物ですよね。
企業が求める人物像に合わせた形で書き換えることで、書類選考での評価は格段に上がります。
正直面倒ですが、みんながやらないことをやれないと内定は勝ち取れません。
一手間加えるだけで書類通過率は劇的に変わるので、ぜひ実践してみてください。
Webマーケティング業界に強い転職エージェントに添削してもらう
書き終えた職務経歴書は必ず、転職エージェントに添削してもらいましょう。
職務経歴書は独りよがりな文章になりがちなので、客観的なアドバイスが必要不可欠です。
なお添削してもらう転職エージェントは、総合型ではなく特化型にしてください。
Webマーケティング業界に強い転職エージェントに職務経歴書を添削してもらうことで、Webマーケティング転職に強い職務経歴書に仕上げられます。
実際に僕がお世話になり、自信を持っておすすめできる転職エージェントを3社紹介しておきますね。(
- Geekly(ギークリー)|スピード転職の実現が可能
- マスメディアン|Webマーケティング転職の定番
- Webist
|大手・有名企業の求人が豊富
僕は各エージェントに2回ずつほど添削してもらいました。
繰り返し添削してもらうことで、自分の納得いく職務経歴書が完成しましたよ!
転職未経験者に伝えたいWebマーケティングの職務経歴書の注意点
転職未経験者に伝えたいWebマーケティングの職務履歴書の注意点が2つあります。
転職未経験者の場合、知らないもしくは意識していない事項があるかもしれません。
知っているだけで内定をもらえる確率が上がるので、必ずご覧ください。
書類選考通過のカギは求人とのマッチング率にある
書類選考の通過率は、求人とのマッチング率が大きく影響します。
中途採用の求人は採用条件が細かく定義されているので、企業が求める人材の条件に合わなければ、簡単に不合格になるのです。
では自分にとってベストな求人に巡り合うにはどうすればいいのか?
答えはシンプル、とにかく求人票に目を通すしかありません。
転職サイト・エージェントのデータベースの中にある、何千、何万という求人に片っ端から目を通しましょう。
未経験可のWebマーケティング求人を多く保有する転職エージェント・サイトはこちらです。
◎転職エージェント
・マスメディアン|474件(+非公開求人)
・Geekly(ギークリー)|959件(+非公開求人)
・Webist|804件(+非公開求人)
・doda
・マイナビエージェント|476件(+非公開求人)
・リクルートエージェント
◎転職サイト
・リクナビNEXT
※2023年4月時点
職務経歴書の出来は合格ラインに達しているのにも関わらず、求人とのミスマッチにより不合格になっているケースは珍しくありません。
「職務経歴書の出来に自信はあるけど、なぜか書類選考に落ちる……」とお悩みの方は企業選びから見直してみてください。
転職活動時の僕は、15社以上の転職エージェント・サイトに登録していましたよ。
登録していないサービスがあれば、ぜひ活用してみてください!
職務経歴書の出来は面接の合否に響く
職務経歴書の出来は書類選考の合否だけではなく、後々の面接にまで影響します。
なぜなら面接官は職務経歴書をもとに、気になった部分について突っ込んで質問をするからです。
例えば職務経歴書を誇張して書類選考に通っても、面接の場で深掘りをされてボロが出たら内定は勝ち取れません。
しかし逆を言えば、内容によってある程度は自分がアピールしやすい質問を引き出せるということです。
面接の際に自分の武器となるような強い職務経歴書を作れると、内定獲得までスムーズですよ。
面接まで見越して、職務経歴書を作りましょう!
魅力的な職務経歴書で書類選考を突破しよう!
正しい職務経歴書の書き方を知らないと、採用担当者に100%あなたの魅力を伝えきれません。まずはWebマーケティング未経験者のための職務履歴書の書き方ポイントを参考に書いてみてください。
実体験ですが職務経歴書は、何度も書いているうちに自然と上手くなります。「とりあえず書く」「読んでみる」「改善できそうなところを考え修正する」といった一連のプロセスを実際にやってみることが大切です。
そして仕上げに他の応募者と差別化するWebマーケティングの職務経歴書の書き方を実践して他の応募書と差をつけましょう。
ここまで対策すれば、あなたの職務履歴書はWebマーケティング転職に強いものに仕上がります。魅力的な職務経歴書で書類選考を突破しましょう。
転職成功率を少しでも高めたい方は『未経験からWebマーケターになるには?』の記事もあわせてご覧ください。
未経験からWebマーケティング転職を目指すならぜひ「3ステップ」でWebマーケターを参考にしてくださいね!