「将来が不安、やりがいを感じられない……」
そんな気持ちから僕は、将来性の高いWebマーケティング業界に転職しました。
転職してから約1年、今僕が感じていることは「Webマーケティング業界は将来性が高いうえに、稼ぎやすい」ということです。
一方で仕事がなくなるとまでは言いませんが、懸念すべき点があることもわかりました。
本記事ではこれからWebマーケティング職への転職を考えている方に向けて、Webマーケティング業界の将来性について解説します。
Webマーケティング業界なら、10年後も安心して生き抜ける人材になれますよ!
【経歴】
- 現役のWebマーケター(SEO/SNS/VSEO)
- 元営業マンからWebマーケティング転職に成功
- Withマーケの卒業生
Webマーケティング業界の将来性は高いと断言できます
Webマーケティング業界の将来性が高い背景には、スキル自体の需要の高さが影響しています。
そこで代表的なWebマーケティングのスキルを3つ挙げて、業界の将来性の高さについて解説します。
市場動向を見れば、将来性が高いことは一目瞭然!
それぞれのデータからわかる、規模感や伸び率にあっと驚く方も多いかも知れません。
Wev広告運用の将来性が高いから
インターネット広告媒体費総額の推移から、Web広告運用の将来性の高さがわかります。
なぜなら「広告費が増える=Web広告運用スキルの需要が高まる」という構造だからです。
ではインターネット広告媒体費総額の、推移データを確認してみましょう。
ご覧のとおり広告媒体比の推移は、過去から現在まで右肩上がりです。
さらに2023年には、前年比112.5%の2兆7,908億円まで増加するという予測も立っています。
Web広告運用の需要が、今後も堅調に高まっていくことは間違いないでしょう。
SEOの将来性が高いから
一部では「衰退する」という声も聞きますが、今もなおSEOは将来性が高いと言えます。
なぜならSEOは、業界業種を問わず求められるスキルだからです。
実際に日本国内のSEO市場は日々成長しており、多くの中小企業が市場での競争力を維持するために、SEO対策を施したオウンドメディアを運用しています。
またResearch and Marketsが行った市場調査レポートでは、世界のSEO (検索エンジン最適化) 市場規模は2028年に1,221億米ドルに達し、予測期間中に9.6%のCAGR(年平均成長率)を記録するという予想も立っています。
国内・世界規模で見ても、SEOの将来性が高いことは間違いありません。
SNSマーケティングの将来性が高いから
近年インターネットユーザーの消費行動において、YouTubeをはじめとするSNSが大きな影響力を持つようになりました。
そして企業がSNSを活用して、マーケティング活動を行うのが当たり前の時代となり、その投資額は大きく増加しています。
2023年の国内ソーシャルメディアマーケティング市場規模は1兆899億円で、前年比117%となる見通しです。
また2027年には、2023年比約1.7倍の1兆8,868億円に達すると予測されます。
これからの伸び率という側面だけでみると、SNSマーケティングの将来性は最も高いと言えます。
Webマーケティングのスキルは、どれをとっても需要が高いです。
業界の将来性を、心配する必要はありませんよ!
Webマーケティングの仕事がなくなることはないと言える理由
Webマーケティングの仕事がなくなることはないと言える理由は3つです。
Webマーケティングはこれからの時代においても活かせる、一生物のスキルです。
失業リスクは限りなくゼロに近いですよ!
AIでは代替できない仕事だから
AIによってWebマーケティングの仕事が、なくなることはありません。
なぜならWebマーケティングの本質は、ユーザーのインサイト(消費者の購買行動の根拠や動機)に向き合うことだからです。
実際に近年注目を集めている、人工知能チャットボットChatGPTに「Webマーケティングの仕事はAIで代替できますか?」と聞いてみました。
ご覧のとおりAIには苦手な分野があり、人間の感性や判断力が欠かせません。
しかし簡単なデータ集計や分析であれば、AIで代用できるのもまた事実。
これからのWebマーケティングの業界では、AIを駆使しつつ、マーケティングの本質に向き合える人材が重宝されるでしょう。
人材は不足・求人数は増加しているから
Webマーケティング業界の市場は人材が不足しており、求人数は増加傾向です。
そのためWebマーケティングの仕事が、なくなることはありません。
実際に5,001名以上のWebマーケターが務めている会社であっても、76.5%が「人手不足」と感じているのが現状です。
従業員数 | 人手が足りない |
---|---|
10名以下 | 58.6% |
11〜100名 | 65.5% |
101〜500名 | 74.1% |
501〜1,000名 | 71.2% |
1,001〜5,000名 | 73.0% |
5,001名以上 | 76.5% |
また2022年11月〜2023年1月のWebマーケティングの求人数は、2022年8月〜10月対比110%と増加傾向です。
これら2つのデータから、Webマーケターの需要は高く、仕事がなくなることはないと言えるでしょう。
「Web」と「マーケティング」がなくなることはないから
インターネットが普及している現代において「Web」と「マーケティング」がなくなる未来を想像できるでしょうか?
Webについて言及すると、近い将来Web3.0(次世代の分散型インターネット)の時代が到来すると言われています。
またマーケティングはビジネスの根幹(集客〜販売)であり、そもそもなくなるものではありません。
このような事実を考慮すると、10年後を見通したときも、Webマーケティングの仕事がなくなることはないと言えます。
時代の流れに合わせて存在し続けるのが、Webマーケティングです!
Webマーケティング業界の懸念点は変化が激しいこと
Webマーケティング業界は将来性が高く、今後仕事がなくなることもありません。
しかし業界変化が激しいことによる影響を、懸念しておくべきでしょう。
例えば変化に対応できない人は、Webマーケターとしての市場価値が下がり、活躍する場を失います。
企業であれば最悪の場合、倒産するリスクも大いにあります。
そのため将来性が高いという理由だけで、安易に転職をすると後悔するかもしれません。
変化の激しいWebマーケティング業界で生き抜くためには、将来のキャリアプランを明確にしたうえで、常に学び続ける姿勢を持つことが大切です。
テクノロジーの進化に伴い、Webマーケティング業界は発展し続けます!
Webマーケティング業界で10年後を生き抜くためのキャリアプラン
Webマーケティング業界は変化が激しいため、全員が生き残れるわけではありません。
そこで10年後を生き抜くためのキャリアプランを3つ解説します。
Webマーケターとして生き残るための生存戦略です!
スキルを掛け合わせて市場価値を高める
Webマーケターとしての市場価値を高めるには、スキルの掛け合わせが必須です。
なぜなら変化の激しいWebマーケティング業界において、1つの施策やスキルが求められるケースは、極めて少ないからです。
実際にWebマーケティングの現場では、下記のような複数のスキルを併せ持つ人材が重宝されています。
- SEO×エンジニア
- Web広告運用×アクセス解析
- SNS×デザイン
市場価値の高いWebマーケターは、会社員としての年収も高いです。
会社員として年収1,000万円以上を目指すことも、夢ではありませんよ。
これからWebマーケターを目指す人は、1つのスキルに依存するのは危険であるということを、念頭に入れておきましょう。
本業×副業で安定的に稼ぐ
Webマーケティングのスキルは、副業と相性抜群です。
本業で得た知識をそのまま副業に活かすことで、簡単に収入の柱を増やせます。
例えばSEOであればブログ、SNSであれば運用代行など稼ぎ方は自由です。
本業×副業で安定的に稼ぐキャリアプランを確立できれば、この先の将来に不安を感じることはなくなるでしょう。
現在の僕は、本業×副業で安定的に稼ぐキャリアプランを確立中です!
フリーランスとして独立して青天井に稼ぐ
Webマーケティングは個人で稼げるスキルなので、決して会社に依存する必要はありません。
実際にWebマーケティング業界には、優秀な人は2〜3年程度で独立をするという風潮さえあります。
とはいえ独立には、相応のリスクが伴うのもまた事実です。
そのためまずは本業×副業で安定的に稼ぎつつ、副業収入が本業収入を超えるタイミングが訪れたら、フリーランスとして独立するのが良いでしょう。
将来性の高いWebマーケティング業界に転職しよう!
Webマーケティング業界の将来性は高く、今後の未来も明るいです。もちろん仕事がなくなることはありませんし、実現できるキャリアプランも会社員・副業・独立と幅広くあります。
本記事をお読み頂いている方の大半が、今の仕事に不安を感じているのではないでしょうか?そんな不安はWebマーケターになれば、スッとなくなりますよ。
将来性の高いWebマーケティング業界に、ぜひ転職することをおすすめします。
将来性の高いWebマーケティング職への転職を検討している方は『未経験からWebマーケターになるには?』の記事もあわせてご覧ください。
未経験からWebマーケティング転職を目指すなら、ぜひ「3ステップ」でWebマーケターを参考にしてくださいね!