未経験からWebマーケティング転職を成功させるには、魅力的な自己PRが必要です。
Webマーケターとしての適正やポテンシャルを上手くアピールできれば、企業側に「採用したい!」と思ってもらえます。
しかし「どんな自己PRが評価されるのか?」「そもそもアピールできるスキルがない……」とお悩みの方も多いでしょう。
そこで本記事では、未経験からのWebマーケティング転職に有効な自己PR例文や作成手順について解説します。
未経験だからといって、自信をなくす必要はありません。
この記事を読めば、魅力的な自己PRが作れるようになりますよ!
Webマーケティング未経験者が自己PRすべきスキル
未経験者は実績がないため「Webマーケターとしての適正やポテンシャルがあるのか?」という点を厳しく見られます。
そのため自己PRでは、Webマーケティングに活かせるスキルをアピールするのが鉄則です。
例えばWebマーケティング未経験者が自己PRすべきスキルには、下記のようなものがあります。
- 向上心
- 論理的思考力
- データ分析力
- ニーズ把握力
- 情報収集力
- マルチタスク能力
- 企画制作/構成力 など
前職の仕事内容で活かせるスキルを自己PRしたとしても、Webマーケティング職で活かせなければ評価されません。
自己PRではWebマーケティングに活かせるスキルをアピールして、採用担当者に自社で活躍する姿をイメージしてもらうことが大切です。
Webマーケティング未経験者でも使える自己PR例文
Webマーケティング未経験でも、自己PRできるスキルはたくさんあります。
今回はその中でも特に評価されやすいスキルを5つに絞って、自己PR例文を解説します。
職務経歴書における自己PRは、120文字以内で短く書きましょう。
採用担当者に「面接で詳しく話を聞いてみたい!」と思わせることが目的ですからね!
向上心をアピールする
向上心をアピールする場合は、あなたがスキルアップのために大切にしている姿勢を伝えましょう。
◎「向上心」の自己PR例文
現職では上長や成果を挙げている人をよく観察するようにして、自分に足りていない要素を感じ取り、自分自身から学びにいく姿勢を大切にしています。
Webマーケティング業界は成果主義なので、向上心の高い人材が求められます。
採用担当者に「スキルアップに貪欲な人」「成長を楽しめる人」という印象を与えられると、良い評価を得やすいです。
論理的思考力をアピールする
論理的思考力をアピールする場合は、課題解決のために取り組んだ経験を伝えましょう。
◎「論理的思考力」の自己PR例文
現職では失注分析を行い仮説検証を繰り返すことで、営業力の向上に取り組んでいます。失注の原因を明確にし、その原因に対する改善策を考え実行することで、失注率60%から30%まで下げることに成功しました。
論理的思考力は、Webマーケターの必須スキルです。
現場で活躍しているWebマーケターは、全員と言っていいほど論理的思考を持ち合わせています。
クライアント対応の際にも求められる力なので、Webマーケティング転職において高く評価されやすいスキルです。
データ分析力をアピールする
データ分析力をアピールする場合は、具体的な数値・データを用いて分析改善を行った経験を伝えましょう。
◎「データ分析力」の自己PR例文
現職では安定的に売上を出せないという課題がありました。そこでスムーズに成約に至る得意先をデータ(年間売り上げ規模/従業員数/利用ユーザーなど)で分析し、ターゲット選定を見直すことで、結果売上を180%以上向上させることに成功しました。
Webマーケティングにおいて、データを読み取る力は重要です。
正しくデータを読み取れないと、的確な課題発見・適切な施策提案はできません。
数字に強いもしくは分析力に長けている方は、積極的にアピールするのがおすすめです。
ニーズ把握力をアピールする
ニーズ把握力をアピールする場合は、相手の立場になって物事を考えた経験を伝えましょう。
◎「ニーズ把握力」の自己PR例文
現職ではクライアントの要望・依頼を言葉そのままに受け取るのではなく「だったらこれも必要かもしれない」と常に思考を先回りして、対応することを心掛けてきました。
WebマーケティングはWeb上でサービスを売る仕事ですが、その過程で必要な考え方はリアルビジネスと一緒です。
顧客ニーズの理解からはじまり、最適なWebマーケティング施策を考えます。
またニーズ把握力はコンテンツ作成やコピーライティングなど、様々なWebマーケティング業務に活かせるので、高い評価を得やすいです。
情報収集力をアピールする
情報収集力をアピールする場合は「なぜ情報感度を高めているのか?」を伝えましょう。
◎「情報収集力」の自己PR例文
現職では競合他社と差別化した提案ができるよう、常にSNS知識・情報を最新の状態に保つことを習慣化しています。
Webマーケティング業界は変化が激しいため、常に新しい情報を追いかける必要があります。
実際に現場では、最新のマーケティング施策を知っているかどうかは、成果を出す確率に大きな影響を与えます。
特にSNS運用の仕事では、トレンドを追う力が必要不可欠です。
Webマーケティング転職において「情報感度が低い人はWebマーケターとしての成長速度が遅い」とマイナス評価をされる恐れがあるので、気をつけてください。
未経験からのWebマーケティング転職に有効な自己PRの作成手順
自己PR例文を見ても、いざ自分用に作り替えるとなると「上手く作れない……」とお悩みの方も多いでしょう。
そこで未経験からのWebマーケティング転職に有効な自己PRの作成手順を解説します。
手順通りに作成することで、Webマーケティング転職に強い自己PRに仕上げられますよ!
キャリアの棚卸をする
自分自身のアピールポイントを知らなければ、魅力的な自己PRは作れません。
そのためまずはキャリアの棚卸をして、自分の持つ強みを明確化することが大切です。
スキルや実績、知識や経験など、これまでの仕事で積み上げてきたことを丁寧に洗い出しましょう。
自己PR作成で1番大切なのは、自分としっかり向き合うことです!
Webマーケティングで求められる力にマッチするスキルを選ぶ
次にキャリアの棚卸をして洗い出した項目から、Webマーケティングで求められる力にマッチするスキルを選んでください。
なおWebマーケティングで求められる力は、下記のとおりです。
- 向上心
- 論理的思考力
- データ分析力
- ニーズ把握力
- 情報収集力
- マルチタスク能力
- 企画制作/構成力 など
スキル選びに迷ったら、具体的な現職(前職)でのエピソードを伝えられるものを選びましょう。
自己PRの具体性が増すうえ、書類選考通過後の面接で深掘りをされた際に、回答しやすくなります。
企業によって刺さる自己PRが異なる点には要注意
Webマーケティングで求められる力にマッチするスキルを選べば、必ずしも刺さる自己PRを作れるわけではありません。
なぜなら企業によって求める人物像が異なるからです。
つまり確実に刺さる自己PRを作るには、Webマーケターとしての適正やポテンシャルを示しつつ、企業の求める人物像に合わせる必要があるというわけです。
たとえどんなに魅力的な自己PRを作れたとしても、企業とのマッチング率が低ければ書類選考は通過できません。
「そうは言っても、ピンとくる求人が見つからない……」とお悩みの方は下記の転職エージェント・サイトに登録しましょう。
◎転職エージェント
・マスメディアン|474件(+非公開求人)
・Geekly(ギークリー)|959件(+非公開求人)
・Webist|804件(+非公開求人)
・doda
・ワークポート|3,162件(+非公開求人)
・マイナビエージェント|476件(+非公開求人)
・リクルートエージェント
◎転職サイト
・リクナビNEXT
※2023年4月時点
Webマーケティングの非公開求人を多く保有しているので、求人の幅をグンと広げられますよ!
自己PRを作成する
アピールするスキルを決めたら、最後に自己PRを作成していきます。
職務経歴書の自己PRは、120文字以内かつ箇条書きで3つ程度記載しましょう。
詳しいことは面接で聞かれるので、長々と書く必要はありません。
実際に僕がWebマーケティング転職時に使っていた、職務経歴書の自己PRはこちらです。
ちなみに僕の職務経歴書の書類選考通過率は65%です。
書類選考通過率65%の秘訣は、Webマーケティング未経験者のための職務経歴書の書き方で解説しています。
「書類選考に落ちる……」「書類選考の通過率を高めたい!」とお悩みの方はぜひ参考にしてください。
魅力的な自己PRで受かる職務経歴書に仕上げよう!
あなたがもしWebマーケティング未経験者であるならば、自己PRはしっかり作り込みましょう。
自己PRは職務経歴書の中でも特に重要な役割を担っており、面接でも深ぼられやすいです。
志望動機や転職/退職理由と同じくらい大切ですよ。
自分自身の強みを明確化し、Webマーケティングで求められる力に重ねて、応募先企業が求める人物像とすり合わせる。
この手順に沿うだけで、簡単に魅力的な自己PR文を作れます。
魅力的な自己PR文を作って、Webマーケティング未経験者でも書類選考に受かる職務経歴書に仕上げましょう。
未経験からWebマーケティング転職を目指すならぜひ「3ステップ」でWebマーケターを参考にしてくださいね!